だいぶブログの更新をサボっていましたが、少しずつ再開していこうと思います。
前々回・前回の記事(①、②)で「部の退職者が増えていて危ない」というお話をしていましたが、まあ……懸念していた通りの展開になっています。
1. 退職ラッシュの「次」に来たもの:残業激増と空気の悪化
幸いにも、あれ以降新たな退職者は出ていません。しかしその代わりとして、部内全体の残業時間が激増しています。
残業増加に伴い、一番良くない影響が出始めています。それは部署内の人間関係の悪化です。
特に雰囲気が深刻なのが、私が関わっている「複数自治体向け オンデマンドバス配車システムの保守案件」のチームです。
現在、このチームは以下のようなトラブルのループに陥っています。
- お客様(自治体等)からのクレームが多発
- 元請けからのCS(カスタマー)アンケート評価が最低ランクになり、何度も苦情が入る
- 部長・副部長がテコ入れを開始。「トラブルが起きるたびに改善案を出せ!」と指示
- 私や他支社のメンバーが改善案を提出しても、上層部からダメ出しの連続
正直、私は「所詮仕事だしな」と割り切っているタイプなのですが、真面目に取り組んでいる他のメンバーからは明確な不満や疲弊が見えてきています。
2. なぜ問題が解決しないのか?(案件を包囲する悪循環)
「自分たちの力量不足」という面もゼロではありませんが、本当の根本原因は元請けとの無茶なビジネス構造にあります。
元々、元請けのお偉いさんと弊社の社長が同期だったことや、他部署がその元請けから別案件を大量に受託している背景があり、この案件は異常なまでに安い金額で引き受けていました。
【構造図】終わらない負のループ
元幹部同士の付き合いによる超低価格受注。予算不足で人員増強ができず、常に限界体制。
慢性的な人手不足。十分な試験ができず、リリース作業は実質1人に丸投げ。品質担保が不可能に。
品質低下によるクレームが多発。それを口実に元請けから値下げを要求され、派遣社員も撤退へ。
3. 追い打ちをかける「環境の変化」
この限界の惨状の中で、さらに致命的な変化が重なりました。
- 社内のキーマン離脱: チームの防波堤となっていた副部長が退職。
- 元請け担当者の総入れ替え: 「過去のなぁなぁな経緯」を一切知らない新チームが着任。
新しい元請け担当者は、これまでの「安かろう悪かろうで受けていた経緯」を一切考慮しません。格安の予算規模のまま、「完璧な動作検証」と「万全の体制」を要求してきます。
人件費だけを見ても完全に赤字であり、通常のビジネスであれば「即撤退(取引停止)」を判断するレベルの案件です。
4. 逃げ場のない現場と、経営層の姿勢
しかし、撤退は不可能です。
他部署がその元請けと強い繋がりがあり、会社全体としては大きな利益を得ているため、うちの部署の一存で取引を切るわけにはいきません。
むしろクレームが出るたびに、社長からは「他の部署に迷惑をかけるな!」と叱責される始末。
元々社内での立場が弱いシステム部門ということもあり、上層部からは「いくら人が辞めても代わりはいくらでもいる」と言わんばかりの態度を感じてしまいます。
構造的な問題を、現場の精神論(「改善案を出せ!」)でカバーさせようとする典型的なブラックパターンにハマっています。
さて、ここからどう立ち回るべきか……また動きがあればブログに書こうと思います。

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