はじめに
夏季休暇を取得して、愛車 GSX-8R で九州ツーリングに行ってきました。
今回は大阪から別府までフェリー「さんふらわあ」に乗り込み、阿蘇・長崎方面を巡るルートです。
九州は以前からバイク旅の聖地として知られており、特に阿蘇の雄大な景色ややまなみハイウェイはライダー憧れの地
今回の旅では、そんな定番ルートを中心に、天候との戦いやフェリー旅の魅力も交えて紹介していきます。
・・・そう。
そんな思いを胸に障害発生時に強引に退社して奈良県から大阪港まで急いでバイクを飛ばしたわけです。
阿蘇を楽しみにしていたんですよ・・・はい
0日目~大阪から別府までさんふらわあ~








九州までの長距離を自走するのはなかなか大変なので、今回はフェリー「さんふらわあ」に乗船しました。
実は初めてのさんふらわあ体験。以前、名門大洋フェリーには乗ったことがありますが、こちらは少しプレミアムな印象です。
船内は清潔感があり、ツーリング客向けの設備も整っていて快適。特にバイクの積み込み時もスタッフの誘導が丁寧で安心できました。
夜出発して朝には別府港に到着するので、効率的に九州入りできるのが魅力ですね。
さんふらわあは料金がやや高めですが、観光地とのタイアップ割引や「弾丸フェリー」プランを使えばかなりお得に乗ることができます。
1日目~雨に見舞われた阿蘇~


別府港で下船し、一路阿蘇方面へ。
この日はあいにくの雨模様で、やまなみハイウェイでは一時的に視界が白くなるほどの豪雨に見舞われました。
農家レストラン「べべんこ」で休憩を取り、アイスクリームを食べてからKOMINE製のレインウェアに着替え。
阿蘇の雄大な景観を楽しむどころではなく、まさに「修行ツーリング」状態でした。
それでも、雨のミルクロードを走る体験はなかなか貴重。幻想的な霧の中を走る感覚は、晴天時とはまた違った魅力があります。



熊本市への道中にある道の駅大津に寄った時に、同じく神戸ナンバーや大阪ナンバーのライダー達と話したのですが、やはり大観峰などは視界が白くほどの雨が降っていたそうです・・・
ちなみに、他に道の駅阿蘇では滋賀ナンバーのV-STROME乗りの方ともお話しました。
皆さん結構関西から来ていますね・・・
この日は、夕方には熊本市に着いてホテルにチェックイン、周囲をブラブラしただけで終わりました。



ちなみに今回の旅ではそんなにグルメに拘りがなかったのですが、朝食だけは良いホテルにしたので(ビジネスホテルばかりですが)朝だけ土地のものをいただくことが出来ました。
2日目~有明フェリーで諫早、長崎市へ~
この日は朝から快晴。有明フェリーで長州港から島原半島の多比良港へ渡りました。
約45分ほどの船旅ですが、船上からは天草諸島や雲仙岳がよく見え、絶景航路(^^)
バイク旅ではフェリーを使うことで「旅のリズム」が生まれ、走り続けるだけでは味わえない楽しさがありますね。




島原半島を抜け、諫早湾干拓堤防道路(雲仙多良シーライン)を通って諫早市へ。
諫早市

諫早公園でさらっと眼鏡橋だけ見学しました。
江戸時代後期(1839年)に掛けられたのですが、1957年の水害の後、現在の場所に移設された二連アーチ橋です。国の重要文化財にも指定されています。

長崎市








長崎市に到着後、バイクを駐輪して街を散策しました。長崎を訪れるのは久しぶりですが、街並みが以前にも増して発展していて驚きました。
元々、長崎市は三方を山に囲まれた地形のため可住地が限られており、郊外へのスプロール(外縁部への人口拡散)はほとんど見られません。そのため、市街地に人口が集中しやすい傾向があります。
近年は西九州新幹線の開通に合わせて駅周辺の再開発も進み、街全体がさらに活気づいている印象を受けました。
特に長崎駅舎は、数年前まではどこか昭和の面影を残す古い建物でしたが、今ではすっかり近代的で洗練された姿に生まれ変わっています。
一方で、日本の最西端に位置する長崎で、これほど大規模な開発を進めることにどこまで意味があるのか――そんなことも少し考えてしまいました。
終わりに
3日目以降は鋭意執筆中ですので暫くお待ち下さい・・・

ここまでお読みいただきありがとうございました。
よろしければXのフォローもお願いします。
コメント