九州ツーリング2025後編:GSX-8Rで巡る薩摩半島・開聞岳・指宿、そして志布志から帰路へ

ツーリング
JR日本最南端の駅に達した8R

🏍️ はじめに

九州ツーリング2025、いよいよ終盤です。
薩摩半島をぐるりと巡り、枕崎、指宿市へと南下しました。
途中、開聞岳を遠くに眺め、西大山駅に立ち寄り、指宿名物の砂蒸し温泉にも挑戦しました。
天候にはなかなか恵まれませんでしたが、南九州らしい穏やかな風景に癒やされた日々でした。
今回は、鹿児島市から枕崎・指宿を経て志布志港から帰路につく、旅の後編をお届けします。

🚩5日目~鹿児島市から枕崎、指宿市まで~

最初の目的地は 枕崎駅
JR九州における最南端の終着駅です(無人駅ですが)。
1日の平均乗車人員は30人にも満たず、実際には“駅としての機能”よりも“街のランドマーク”としての側面が強い存在です。
現在の駅舎は、もともとの建物ではなく、市民の寄付によって2013年に建てられたものだそうです。

その後は 枕崎お魚センター に少し立ち寄り。
特に何かを食べたわけではないのですが、職場へのお土産として名物の「かつおせんべい」を購入しました(割と好評だった)
館内は観光客で賑わっていて、港町らしい雰囲気が漂っていました。

続いて、南薩パノラマラインを西へ進み、開聞岳を望みながらの走行。
登山はしませんでしたが、雨上がりの空にくっきりと山の姿が浮かび上がっており、まさに“薩摩富士”の名にふさわしい美しさでした。

そしておなじみのスポット、西大山駅へ。
ここは言わずと知れた“JR日本最南端の駅”。
枕崎駅は「終着駅としての最南端」ですが、西大山駅は“路線上で最も南に位置する駅”になります。
もはや完全に観光スポット化していますが、実際のところ指宿枕崎線の経営は厳しく、地元とJR九州の努力で維持されているのが現状です。
観光客も多いとはいえ、日常の足としてはほとんど使われていないようでした。
それでも、こうした駅は“鉄道文化の象徴”として後世まで残ってほしいものです。

ちなみに最北端の稚内駅、最東端の 東根室駅(花咲線廃止前) には既に訪れました。
残すは最西端の佐世保駅。そのうち訪れて、最端駅コンプリートを果たしたいところです。

このあとは 指宿名物の砂むし風呂 へ。
写真はありませんが、感覚としては「天然のサウナ」に近い体験でした。
残念ながらここで再び雨が降り出したため、早めに切り上げてホテルへ向かいます。
南国の旅らしく、穏やかで少し気まぐれな一日でした。

🚢最終日~指宿市から陸路で志布志、帰路~

当初は南九州フェリーで対岸の大隅半島へ渡る予定でしたが、この日はあいにくの雨。前日には対岸の南大隅辺りが避難指示が出るほどでした。フェリーは運行こそしていましたが、二輪は乗車させられないそうです。
諦めて陸路に切り替え、鹿児島湾沿いを東へ。
途中、都城へ寄り道して快活クラブで時間調整(この快活、前も泊まったな)
近くの資さんうどんで九州最後の〆を食べて志布志まで走りました。

フェリーに乗り込む頃には、旅を終える寂しさと同時に、充実した達成感がじんわりと込み上げてきました。

終わりに

5日間にわたる九州ツーリングも、これで無事に終了です。
天候には振り回されましたが、その分、晴れ間の瞬間や偶然の出会いがより印象的に残りました。
阿蘇の草原、長崎の街並み、霧島の峠、そして桜島と薩摩半島の海。
どの道も、GSX-8Rと一緒に走れたことが何よりの思い出です。
次に九州に来る時は、福岡や佐賀、佐世保など九州北部を走りたいと狙っています。
それでは🏍️

かなん
かなん

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