「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」 鑑賞終了・・・これがPG12指定?あかんやろ(汗)

初めに

まずすることのない映画レビューよ・・・
そもそも滅多に映画観ないし、ましてや映画館に足を運ぶことはない。
しかし、今回は興味があったので近くの映画館(イオンシネマ)に行ってきた。

先に結論

面白かった!!

しかし、これPG12指定とかでは駄目だろう!どう見てもR15指定です。
◯親相◯にグロタヒ亡シーンもそうだが・・・こんなん小学生が観たら人間性歪むぞ。

そう思うくらい人類は滅びるべき、こんな穢らわしく醜い生き物はゴジラの放射線流で焼かれれば良いんだよ!!っていうほど胸糞悪い醜悪さでした・・・
なんの救いがあったんだよ・・・

でも鬼太郎を知っている大人は観た方が良いです。
6期をベースとしていますが、鬼太郎は決して人間の味方では無いですし、人間が助かって良かったねーなんてそんな子供向けアニメではありません。

概略

2018年から放送されていた第6期のゲゲゲの鬼太郎をベースとした鬼太郎の映画版。
これまでのゲゲゲの鬼太郎の映画化は何度かありましたが、これは水木しげる生誕100周年記念ということで既存の子供向けアニメとは全くの別物になっています。
鬼太郎は期によって生誕の設定が色々違っていますが、これは6期最初で「水木という男に世話になったから人間を助ける」という話を掘り下げて、且つ、ゲゲゲの鬼太郎の前身となった墓場鬼太郎をリブートした内容になっています。

あらすじ

昭和31年。鬼太郎の父であるかつての目玉おやじは、行方不明の妻を捜して哭倉村へやって来る。その村は、日本の政財界を裏で牛耳る龍賀一族が支配していた。血液銀行に勤める水木は、一族の当主の死の弔いを建前に密命を背負って村を訪れ、鬼太郎の父と出会う。当主の後継をめぐって醜い争いが繰り広げられる中、村の神社で一族の者が惨殺される事件が発生。それは恐ろしい怪奇の連鎖の始まりだった。

戦後間もない時代、まだ高度成長期も訪れていない1956年を舞台にした物語。
原作者である水木しげる先生をモデルとした青年『水木』と後の鬼太郎の父親である目玉親父が主役です。尚、ストーリーの展開としては、現代(6期の時代)から始まります。
が別に、登場する現代キャラは鬼太郎と猫娘くらいなので別に6期は観ていなくてもいいです。
ただし、6期の鬼太郎がそれまでの人間の味方ではなく、どちらかと言えば人間とは距離を取るダークヒーロー的な作風となっていることは頭の片隅に置いておいた方が良いです。

感想(ネタバレあり)

正直、大凡予想は出来ていた展開なので驚きは無いですが、上手く墓場鬼太郎を作り直したものだと感心しました。
上で人間って救いようがないなって書きましたが、それは今更感あるので・・・
ただ、終盤は幽霊族を道具として利用し、それを嘲笑っている醜悪さが強調されて鬱な気持ちにはなりました。なんだかんだで昨今のアニメ漫画とかって大体最後は人間讃歌ですからね。
ただ、そんな人間に妻も何もかも奪われても生まれてくる子供のために己を犠牲にしようとする目玉親父もまた人間性溢れる男だったと思います。
鬱にはなるので何度も観ようとは思いませんが、観て良かったとは感じたのでそれで十分です。

終わりに

珍しく映画のレビューを書きました。
ゲゲゲの鬼太郎は子供の頃に3期(歳バレルな(汗))を観てそれから少し6期を観た程度だったのであまり覚えていなかったのですが・・・大人になると見えるもの感じるもの考えることが違ってまた違う視点で観られて良かったです。

かなん
かなん

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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